Steve Jobs http://www.apple.com/stevejobs/

2011.10.05 Appleのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。

自分の半生に大きく影響を与えてきた 海の向こうの偉人に 心からの感謝と尊敬と哀悼の意を捧げます。

日本では10月6日 訃報はNHKの速報で知った。
10月3日から始まったNHK朝ドラ「カーネーション」を観たあと、「あさイチ」を眺めていた。有働アナウンサーといのっちの作り出すゆる〜い雰囲気に気持ちがほぐれる番組だ。(朝からほぐしてどうする…いや、リラックスは力になると自己暗示)今朝は山本太郎さんが大分の別府温泉を巡り、緊張とほぐされ具合が 高まる内容。

訃報を目にしてからは番組の内容は右の耳から左の耳へ…

ツイッターを見ると、次から次へとジョブズの名前を目にすることに。全世界、多くの人々がジョブズ氏の仕事に夢と輝きを与えられ、未来を見つめ ともに生きてきた。

デザイン、印刷、広告業界はAppleとの関係が深い。特にデザイナー、製版・印刷業界はMacintoshの登場から現在のDTPに至るまでジョブズの影響をもろに受け、それはそれは大きく発展と衰退の道を歩んできた。ジョブズとAdobeが結びついてPostScriptが発表され、当初は新しいマシンでありワープロでありただの箱でしかなかったMacintoshに新たな命が吹き込まれた。DTPの革命を起こした Illustrator、Photoshop…

デザイナーの仕事は一変、デザイン・ラフ・写植・版下・製版…便利さと引き換えに仕事=責任 の区切りが曖昧に。力のある製版会社は新しい機械を導入しさらに成長。独立した個人を含め当時「食いっぱぐれることはない」と言われた写植会社が姿を消す。写植の二大勢力モリサワは確実にDTPフォントに対応し成長。(当時個人的には写研の文字が好きだった)成功を手に入れるものもいれば廃業に追い込まれた人も多い。恐るべし、Apple、恐るべしジョブズ。

思い起こしつつ、思わず興奮してしまいました。ゴホンゲホン

改めて思えば、現在の自分の仕事には不可欠なもので、それを生み出し育て革命を起こし続けたジョブズ氏が亡くなった事実はとても感慨深いもので、もちろん、その台風の目に 巻き込まれ開発し成長を続けた多くの人の力に支えられているのだということ。そして意識せぬままに自分の仕事どころか人生にまで大きく影響を受けている悔しさもあり。「あなたがいなければこうはならなかった」と地団駄踏んでなじってみたり。もちろんそんな台詞も目を輝かせながら優しい気持ちで言ってみようと思う。誰も見ていないところで。

ツイッターで目にした「iPhone4Sは、スティーブに捧げたのだ」という言葉。はっとしてぐっと笑顔で贈りたい。iPhone for Steve.

Newsweek日本版[特集]アップルの興亡